フェアトレードむさしのでは、武蔵野地域で持続可能な街づくりをめざして、フェアトレードやエシカル、サステナビリティなど幅広いテーマで「コミュニティダイアローグ」を2024年から概ね隔月に実施していきます。
5月は世界フェアトレード月間ということで、今回はウェルフェアトレードをテーマに企画しました。
「ウェルフェアトレード」という言葉をご存じでしょうか？
ウェルフェア（福祉）とフェアトレード（公正な取引）を掛け合わせた造語になりますが、福祉施設で作られる製品を正当に評価し、適正な価格で流通させる取り組みの事を言います。それによって障がいを持つ方の社会参加を促し、また受け入れる社会の実現を目指しています。この取り組みは素晴らしい反面、まだ課題が多いのが実情です。このウェルフェアトレードを深掘りし、障がいのある人ない人があたりまえのように混ざりあう社会にむけてご一緒に考えてみませんか？
日時：2024年5月11日（土）20:00~21:30（開場19:30）
会場：パタゴニア東京・吉祥寺（武蔵野市御殿山1-5-6）
参加費：無料
定員：20名
主催：フェアトレードむさしの
メインスピーカー：
藤本光浩（ふじもと みつひろ）さん：Welfaretrade shop 「マジェルカ」 オーナー
酒井陽子（さかいようこ）さん：特定非営利活動法人ペピータ理事長
ファシリテーター：坂口和隆（フェアトレードむさしの）
お申込み：以下のいずれかからお申込みください。
●Peatix https://ftm2024cd.peatix.com/
●ウェブフォーム https://fairtrade-musashino.tokyo/onlineevent_form/
メインスピーカープロフィール
藤本光浩（ふじもと みつひろ）さん
Welfaretrade shop 「マジェルカ」 オーナー
インテリア商社での営業、家具・雑貨メーカーでの商品企画・販売企画などを経て、あるきっかけから福祉施設製品と出会う。
それらが従来の「買ってもらう」モノではなく、一般消費者が「買いたくなる」他に無い魅力を持たせられる製品、付加価値が高い製品として大きな可能性を感じて2011年に障がい者施設で作られた製品のみを集めた雑貨のセレクトショップ「マジェルカ」をオープン。
それまでの業界で培ったサプライヤーおよびバイヤーとしての双方向の視点や、手仕事製品に関する知識を「製品を作る」「製品を売る」部分で、そして店舗や各種展示会等の企画・運営に携わってきた経験を「売り場を作る」部分で発揮して福祉施設製品のモノづくり、売り方に反映させて実践中。
酒井陽子（さかいようこ）さん
特定非営利活動法人ペピータ理事長
特定非営利活動法人ペピータは障がいのある方とご家族の健やかな暮らしの実現を使命に、2012年より日中一時支援事業ペピータくらぶと保護者プログラム事業を実施している。
自身は親４人の介護経験から支援者支援をライフワークに、ペピータは当事者と共に保護者向け事業の両方を法人設立当初から行っている。人間の自己表現方法は言語に限定されず、想像力と創造力を培うことが重要との思いで事業プログラムを考えている。
日本社会事業大学大学院前期博士課程修了、介護福祉士、社会福祉士。
